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映画「ノルウェイの森」の監督トラン・アン・ユンの劇場最新作。
音楽はレディオヘッド。
すばらしいコラボレーションでした。
レディオヘッドはきっと映画音楽に向いているに違いない。

信仰や正義や美、という、「良い」ものは、狂気という「悪」に支えられているものなんだと、この映画を観て改めて認識しました。
それは、表裏一体、という意味でも、狂気という逸脱が新たな「良さ」という概念を生み出しうるという意味でも。

あ、ジョシュ・ハートネットが演じる刑事の名前がクラインなのは、「クラインの壺」と関係あるのかな
マフィアのス・ドンポ(イ・ビョンホン)という「悪」と、他人の痛みを身代わりとなって引き受けられる特殊能力を持つシタオ(木村拓哉)という「善」を、表裏一体のものとしてつなぐ役割……みたいな
どうなんでしょう。

「それぞれに痛みを抱えた男たちが、美しく、そして激しく傷つけあう」、「誰も想像しえなかった結末」…
確かにそこに偽りはありませんが、単なる「サスペンス」以上の感慨を観客に提供してくれる作品だと思います。

基本的にはシタオの設定からしてファンタジーものです。
そして(少なくとも一回見た限りでは)、そういった設定も非常に曖昧というか釈然としない部分が多く見られます。
なんで?え?マジで?論理的じゃなくねぇ?みたいな疑問をはさみはじめるとキリがないっつーか。
例えば、筋とかバラさない範囲で言っちゃえば、「もう死ぬ!」っていう怪我を負った人間の「痛み」を引き受けたシタオが、血だらけになりつつなぜ生きてられるのか、とか。傷自体引き受けて出血までしてるならなんで彼は死に至らないのか?みたいなところ。しかも、やたら回復早いし。
まぁ、これは……いやーでも……

まぁ見てくれ!途中では気になってくるよ絶対!「なんであんたは死なないの」って
これから見られる方は、中盤はそういうのはもう細かく考えないで流れに身を任せるつもりでいてください。
ファンタジーだから!!



もう何を置いても映像美!!!
木村さんとかイさんとかほんと今まで軽んじてましたスイマセン
こんなに美しいなんて知りませんでしたッッ
必見っす。





最後に。
個人的に気になるのは、「青いパパイヤの香り」然り、トラン・アン・ユンの作品に出てくる女の子は大抵バカ、ってこと
監督はフェミニストなんだろうか。女性蔑視者なんだろうか。
なんか…女に甘いよね。甘いっつーと語弊あるけど…

さて、「ノルウェイの森」の女性陣たちは、どのように描かれるのでしょうか。
たいへん楽しみであります!

そして松山ケンイチ!
(わーーーーい)



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