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コメント:いままででいちばんおもしろかったドラマ。

堂本剛・ともさかりえの「金田一少年の事件簿」のあと、
仲間由紀恵・安部寛の「TRICK」の前、に、堤幸彦が手掛けたドラマであります。

どこか抜けてる探偵役×しっかりもののワトソン役 のコラボレーションは、
もちろん堤幸彦が始めたものなんかじゃなく、古より伝わる伝統的推理物の技法ですが、
中谷美紀×渡部篤郎によるコントラストの妙味!!

間違いなく他に類を見ない素晴らしさ。


殺人のトリックはすぐ見破るのに、犯人を悪人と見なし切れない中谷扮する柴田と、
トリックをそもそも解こうとすらしないのに、犯人の醜い精神に敏感な渡部扮する真山。

犯人に徹底的に感情移入しないことで、
犯罪とか犯人の狂気が、観る者に焼きつけられていく気がします。

だからこそ、堤さん手掛ける作品の中でも、「ケイゾク」が群を抜いて陰鬱で後味悪くて恐いんだろうな。



誰もかれもが言ってますが、真山(渡部篤郎)がほんとうにすてき。

飾らない―だらしない
熱血―狂気
クール―冷酷

そのあやふやな境目でふわふわ捉えどころがない所に、なぜかとてつもない魅力が生まれているのです。

真山ってゲイリー・オールドマンだ!っていうのは、
ドラマ最終話収録のDVDについてた映像特典で、堤幸彦と対談してたプロデューサーが指摘してましたが、
堤さんは「えー?そう?」みたいな反応でした。

「ゲイリー・オールドマンっていうかさ、
 ああいう、かっこいいかっこよくないの境界っていうかさ、
 かっこつけない、自然体なところからくるかっこよさ?
 ぎりぎりの。
 ああいうのが、もともと男がみんな憧れるかっこよさなんじゃないかなぁ
 真山は、そういう感じだよ」

っていうようなこと言ってた気がする。
理屈はよく分かんないけど、
なんかこう、本能では理解できます。

真山、ほんとうにすてき。



真山が柴田(中谷美紀)に対して取る態度も、常に境界の上にあって、
だから二人のかけ合いがほんとに魅力的なんです。

「そんなひどいこと言うなんて!」とか
「ほんとは仲いいんでしょ」とか
「好きなんじゃねーの?」とか
そういうのがどれも合ってて、でもどれも正解じゃない、みたいな。


ああいうふうに、「ばーか」って言ってくれる人がそばにいたら、がむしゃらに頑張れる気がするなぁ、
と、ぼんやり思った午前5時でした。

昨日の夜から、1―11話、ぶっ通しで完全制覇です。
ヤッテシマッター